こんにちは、時計であります。 アリアンロッド「善の薬、悪の薬」をお送りします。 では早速、本編に入りましょう! 今回予告 ある時ばら撒かれた、多くの贈りもの それは、ラインに訪れる悲劇の始まりだった 何人もの者の思惑が絡み合い、今、最後の幕が開く アリアンロッド「善の薬、悪の薬」 二人の者の因縁が、今、決着を迎える 【GM】 では、始めましょうか。 【全員】 『よろしくお願いしまーす!』 【GM】 まずはオープニングフェイズから。ある日ある時ある所…って、所は決まってたや。 【GM】 ここは、『気合の雄熊亭』という冒険者の宿。みなさんは、それぞれの事情でこの店に来ています。  このセッションは、緋閻魔様の提供でお送りしております。  『気合の雄熊亭』とその店のマスター、グラウス。緋閻魔さんのセッション、「冒険者の宅急便」で初登場しました。  せっかくなので、許可を取って使わせていただいています。 【リーネ】 じゃ、登場するよ「さて、今日も頑張って妹を捜すとしますか」階段を下りてくるね。 【GM】 うぃ。リーネは、この店に滞在してるんだっけ? 【リーネ】うん、今決めた(笑) 【GM】あいあい(笑) で、食堂に降りてきたら、二人先客が居るんだけど… 【タルジュ】 わたしは、ふらふら…と、てきとーにご飯食べに(笑) 【タルジュ】 「・・・・・・くすっ」 【アオイ】 「お金がないんです・・世知辛い世の中です」涙を流しながら、空腹に耐えています。 【GM】 …両者とも、独特な空気で座ってるよ。 【ラム】 じゃ、ぼくも登場するね「おやじさん、これ荷物ね」 【GM】 あ、荷物を届けに来た? 【ラム】 うん、食材の配達に。自称、商人ですから。冒険者と…兼業なのかな? 【GM】 (何故疑問形…いやいやでも、なんて都合がいい展開だ)えーと…マスターのグラウスは、ちょっと嫌な顔をしています。 【GM/グラウス】 「おい、今荷物はやばいって…知ってるだろ、あの事件?」 【ラム】 「???何か??」マジで知らない。 【GM】 えーとですね。今、ラインの街では、こういったことが起きてます。  最近、ラインのいくつかの家に、奇妙な贈りものが届いているらしい。  中には瓶に入った液体と、『飲み物をお贈りします』と書いた手紙のみ。  大半の人間がそれを捨てるまたは然るべき場所に届け出たが、十数名の人間がそれを飲んでしまったらしい。  その全員が、体中をぐるぐると回るような激痛に襲われているらしい。  治まらない激痛に眠れもせず、ただ苦しんでいる被害者に対し、  神殿は『治療法が判明するまで待っていて欲しい』と、『一時的に仮死状態にする薬』というものを無償で配布したらしい。  犯人は、大量の証拠を残しており、捕まるのは時間の問題らしい。  ちなみに、街中は贈りものや瓶詰めの飲み物に敏感になっており、一部の業者はひどく困っていて、運搬業者などは、冒険者を雇う羽目になっているらしい。 【GM】 この情報は、ラインの人間、全員が知ってると考えてもらって結構です。 【ラム】 「へー、知らなかったなぁ〜」でもなぜかしら。自称商人なのに。  ゴメンナサイ、伝え忘れてました(平伏) 【ラム】「…まぁ、これはみんな、見ての通りただの野菜」バッと袋を開けて見せる。 【GM/グラウス】 「うわっと…! あー、本当に野菜だ。良かったー…」 【ラム】 「ほら、旨いよ。今後ともごひいきに」ボリボリ 【GM/グラウス】「おう、ありがとう。お前は信頼してもよさそうだな」代金渡すよ。 【ラム】 「まいどありー」 【GM/グラウス】「さぁ、そこの嬢ちゃん三人! たった今、新鮮な野菜が届いたんだ。今なら、お安くしておくぜ?」 【リーネ】 「あら、せっかくですし、いただこうかしら?」 【タルジュ】 「ふふ・・・」笑ってそれ以上は反応せず(笑) 【アオイ】 「まぁまぁ・・お野菜も良いのですが・・今手持ちがあまり」 【GM】 「(聞いてない)えーと、食材食材…お、こいつ賞味期限ギリギリ…いけるな」 【アオイ】 「いえ、ですからお金が…」 【GM】 「(やはり聞いてない)ふふ…これは久々に、アレの出番かも知れんな」 【ラム】 (おや…いつぞやの姐さんたちだ)って思いながら店内観察してまーす。 【アンクレット】 私も登場する「さて、妹ばかりに働かせているわけにもいかないからな……」 【GM】 「おう、兄ちゃん! いい所にやってきたな! 今なら、超特盛りコース、五人分がなんと、この価格だ!」 【GM】 ぶっちゃけ、めっちゃ安いです。 【アンクレット】 「いや、私まだ何も言ってない。ってか、五人分って…」それは…いきなり気迫に圧されるぞ(笑) 【ラム】 「ところで…何か変なことが起こっているようだが。飯代の素はありそう? おやじさん」 【GM】 「仕事のことか? まぁ、今はこんな事件も起こって、街中が混乱してるからな。探せばいくつかありそうだな」 【ラム】 「配達の度に怪しまれたらかなわねぇもん。その変な事件に関係しそうなものなら進んでやるぞ?」 【アオイ】 「あ、私もお仕事があれば・・」 【タルジュ】 「・・・・・・寒いのは街か、懐か、それとも人の心か・・・・ふふふ」  タルジュさん、怖いです。 【GM】 そんなこと言ってる内に、机と同じくらいの大きさの皿に盛られた料理が(笑) 【全員】でかっ!!? 【リーネ】 その大きさのお皿がまず珍しいもののような…(笑) 【GM】 特注です(きっぱり) 【ラム】 どんな皿じゃぁ! 【タルジュ】 洗うのがたいへんそうだ(笑) 【GM】 えー、では、みんながその特盛りに驚いている、そんなところに…一人の女性が。 【GM/???】 からんからーん「(少し焦った様子で)すみません、ここに冒険者の方は居られますか?」 【リーネ】 「私、冒険者ですが、どうされました?」ガタッ 【ラム】 「いるよー」ガタッ 【アオイ】 「はいはい、ここにー」ガタッ 【GM/???】 「え、えぇ。至急、頼みたいことが…案外、居られますね」 【アンクレット】 食事時だから、かな?(笑) 【GM/ティール】 「あ、私の名前は、ティールと申します」見れば、布に巻かれた何かを抱えてますね。 【GM/ティール】 「最近起きている薬の事件は、皆さんご存知ですよね? 私の子供も、誤ってそれを飲んでしまったのです」 【ラム】 おっと、願ったりかなったりの依頼の予感が。 【GM】 抱えていたのは、子供。4〜5歳といったところかな。顔に生気がありません。仮死状態のようです。 【アオイ】 「まぁ・・それは、可哀想に・・」 【GM/ティール】 「神殿の薬を飲ませて、何とか落ち着きました」 【GM/ティール】 「しかし、この子は体が弱くて…ちゃんとした神殿の治療法なんて、待っていられません」 【GM/ティール】 「そこで、あなたたちに、ある人を探して欲しいんです。『キュイラス』という人を、ご存知ですか?」 【アオイ】 …えーと、これは何かで判定できるのかしら。 【GM】 いや、この情報は、知っていて問題ありません。 キュイラス エルダナーン 35歳  天才的な解毒薬の開発者。解毒薬の開発で若くから頭角を現し、  若干19歳、学生時代に、魔族が放ったとされる伝染病系の毒の解毒薬の開発に成功、一気に名を馳せることになる。  それから6年程の間に、数々の解毒薬を開発したが、ある時を境に急に姿を眩ます。  その存在は伝説とされており、今でも彼の所在を突き止めようとする者も少なくない。 【GM】 …といった人です。 【タルジュ】 「わたしも探したことがあるわね・・・・ふふふ」 【GM】 えぇ、挑戦する人は、多いと思いますね。ただ、見つかったという情報は全く出てきません。 【リーネ】 「たしか……今どこにいるかわからない人ですか」知ってること言ってみるけど。 【GM/ティール】「はい、その人です」 【ラム】 「う〜ん、彼の薬を仕入れることできたら儲かるだろうに…個人的にも探したいなぁ(ぼそ)」 【GM/ティール】 「その人なら、きっと神殿より早く解毒薬が作れるはずです」 【GM/ティール】 「伝説の方ではありますが、このラインで、この名前を何回も聞いたんです」 【GM/ティール】 「調べればきっと見つかるとは思うんですが、私にこれ以上の調査は難しく、この子のことも心配ですし…」 【GM/ティール】 「お願いします、キュイラスさんを探してください」 【GM】 依頼内容は以上。前金は…そうだ、この特盛の料理の食事代にしよう(笑) 【GM/ティール】 「請けて…いただけますか?」 【リーネ】 「解毒薬が作れれば、他の苦しんでる人も助かるでしょうね……探すだけ探してみますか」 【アオイ】 「そうですねぇ・・もし私の力でよければお受けいたしましょう」…前金も、魅力的かな(笑) 【アンクレット】 「おっと、私も一枚噛ませてもらうとしよう」 【タルジュ】 「・・・今は手持ちの仕事は、ないわね」ガタッと、椅子を立とうかな。 【ラム】 「おっと?皆さん、協力してくれるようですなぁ」周囲をぐるーり。 【ラム】 「もちろん、ぼくも受けるよ。成功は保証できないが、まぁ、どうにかなるでしょう」 【GM】 では、そのラムの言葉を聞いて… 【GM/ティール】「請けていただけますか!? ありがとうございます!」大きく頭を下げるよ。 【アンクレット】 あ、GM。ここで俺たち同士と依頼人で、自己紹介しておいていい? 【GM】 はい、おっけーです。では、一通り自己紹介が終わったあたりで、 【GM/ティール】「あ…これを持って行ってください。キュイラスさんに会えたら、これを料金として渡して欲しいんです」 【GM】金貨の入った袋を渡す。1000G入っているよ。誰が持ちます? 【アオイ】 誰が持とうか・・信用のおける人〜 【タルジュ】 「・・・」そっと手を挙げてみよう。 【アオイ】 かわいい(笑) 【GM】 手を上げられたら、すっと差し出しますよ(笑) 【タルジュ】 じゃあ受け取るー。だぼっとした服の中へごそごそと(笑) 【アンクレット】 えーと、私神官なんだけど…… 【タルジュ】 わたしもアコライトよ?(笑) 【GM】 (なぜだろう、ちょっと不安…) 【GM/ティール】 「私はここに住んでいます。何か分かったら、連絡をお願いします」と、住宅街の中の一軒を指定する。 【アオイ】 「はい、解りました。朗報を届けられるようがんばりますね」 【GM/ティール】「では、よろしくお願いします」ぺこりと礼をして、帰りますよ。 【タルジュ】 「・・・ふふふ」 【GM】 さて、依頼を請けたら、オープニングが終わるんですが… 【アンクレット】 何か起こる? 【GM/グラウス】 起こる(笑)「…おう、とりあえず、この料理食って行け」 【GM/グラウス】 「秘蔵の皿を持ち出して、渾身の力で作った、この超・特盛りを…!」 【全員】 「・・・・・・・・・・・・・・」 【アオイ】 「そ、そうですねー・・ここで蓄えてないと何が起こるかわかりませんから」 【ラム】 「従業員、呼んでこよう」いるの? 【GM】 では、その特盛りを平らげる所で、オープニングを終了します(笑) 【タルジュ】 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・質より、量」 【GM】 い、いやいや、質も保証しますから!