--------2007/11/16 23:17:18 ログを開始 23:17 チャンネルに入りました. 23:17 *_07_Fenne join #カプリチオ2 (~catfish@softbank221101094075.bbtec.net) 23:17 (_GM_Koyo_) どうしたものかと思っていると 23:17 (_GM_Koyo_) 突如あたりに光が満ち溢れ 23:18 (_GM_Koyo_) ふと気が付くと、1人くらい空間に浮かんでいる 23:19 (_GM_Koyo_) ただ、闇が広がる空間 23:19 (_12_Shatt) 危険でも無いなら特に何もせずに立っていよう 23:20 (_GM_Koyo_) そうすると 23:20 (_GM_Koyo_) ???『ここはいわゆる精神世界』 23:20 (_GM_Koyo_) ???『お前が、今まで来た道を』 23:20 (_GM_Koyo_) ???『そして消し去った過去が集う場所だ』 23:21 (_GM_Koyo_) 声が響き 23:21 (_GM_Koyo_) そちらを見ると、1人の男が浮かんでいる 23:22 (_GM_Koyo_) 輪郭はぼやけ、誰なのか認識はできないが 23:22 (_GM_Koyo_) なぜか危険は感じなかった 23:23 (_GM_Koyo_) ???『シャッテよ、最早、目を背けていることは出来なくなった』 23:24 (_12_Shatt) 「ふむ…そんなものを見せて、何がしたいので?」 23:25 (_GM_Koyo_) ???『お前に与えられし役割、それを思い出すときが来たのだ』 23:26 (_GM_Koyo_) その影が、スッと手をかざすと 23:26 (_GM_Koyo_) 周りが一気に変わっていく 23:27 (_GM_Koyo_) そこは、おそらく城の一室 23:29 (_GM_Koyo_) 二人の赤子を前に、1人の男が立ち尽くしている 23:30 (_12_Shatt) そーっと背後に立ちましょう 23:30 (_GM_Koyo_) ???『かつて、ヴァンスターの王家、その末子が生まれたとき』 23:30 (_GM_Koyo_) ???『赤子は二人居た』 23:30 (_GM_Koyo_) あ、末じゃないや 23:32 (_GM_Koyo_) まぁアレだ 23:32 (_GM_Koyo_) ゼダンが生まれたときだと思ってくれぃ 23:32 (_12_Shatt) いえっさー 23:35 (_GM_Koyo_) ???『だが、双子は滅びをもたらす、そう伝えられていた』 23:35 (_GM_Koyo_) 男「よもや、我が王家に呪いの子が生まれるとは……」 23:35 (_12_Shatt) 「(少なからず、後継者争いは起こりますからねぇ…)」 23:37 (_GM_Koyo_) 赤子の1人を見れば、皮膚の一部が変質しているのが分かる 23:38 (_GM_Koyo_) 人の皮膚ではなく、鱗のようなもので覆われている部分があった 23:39 (_GM_Koyo_) 男「しかも先祖返りをおこすなどと……このようなことはあってはならん」 23:40 (_GM_Koyo_) ???『悩んだ王は、1人を消すことにした』 23:40 (_GM_Koyo_) ???『最初からいなかったことにしようとしたのだ』 23:41 (_12_Shatt) 「…まぁ、正しい判断でしょうね」 23:42 (_GM_Koyo_) そしてまた場面は変わり 23:43 (_GM_Koyo_) 王が、赤子の1人を、覆面の男に預けている 23:43 (_GM_Koyo_) 王「では影番よ、この者を、決して人目に触れることのないように」 23:44 (_GM_Koyo_) 王「処分を」 23:45 (_GM_Koyo_) それに覆面は答える 23:45 (_GM_Koyo_) 影「御意」 23:46 (_GM_Koyo_) 赤子を受け取った覆面は、そのまま走り去り 23:47 (_GM_Koyo_) どこか、人里はなれた小屋の中で語る 23:47 (_GM_Koyo_) 影「……王命とはいえ、このような赤子を斬るのは忍びない」 23:48 (_GM_Koyo_) 影「影に生きる私が、このようなことを思うのもおかしな話だが……」 23:49 (_GM_Koyo_) 影「我が子としてならば……生き延びさせることが出来るかも知れぬ」 23:51 (_GM_Koyo_) そして 23:51 (_GM_Koyo_) 赤子の1人は、その存在を抹消され 23:51 (_GM_Koyo_) 素顔を仮面で隠し 23:52 (_GM_Koyo_) 影として生きていくことになった 23:53 (_12_Shatt) 「なるほど…で。何をさせたいんでしょうか」 23:54 (_GM_Koyo_) ???『お前の忘れた過去を』 23:55 (_GM_Koyo_) ???『知らぬ世界を見、そして役割を思い出すために』 23:57 (_GM_Koyo_) また場面は流れ 23:57 (_GM_Koyo_) ???『成長した二人の赤子は、互いに気付くことなく、顔を合わせることになった』 23:59 (_GM_Koyo_) 仮面と、ゼダンが始めて遭遇した日 --------2007/11/17 00:00:00 ログを終了 --------2007/11/17 00:00:00 ログを開始 00:01 (_GM_Koyo_) そして、それが誰とも知らず、知り合いとなり、日々をすごしていく 00:03 (_GM_Koyo_) そして、忘れている記憶 00:03 (_GM_Koyo_) あの日、ゼダンと共に森で過ごしていたとき 00:04 (_GM_Koyo_) 兄の1人からの刺客に襲われ、逃げることになった 00:06 (_GM_Koyo_) いくら隠密の技術を身につけているとはいえ、さすがにゼダンを守りながら戦うことは出来ず 00:07 (_GM_Koyo_) ある洞窟に身を隠すことになった 00:08 (_GM_Koyo_) だが、無理が祟ったのか 00:09 (_GM_Koyo_) もともと病弱であった、ゼダンは…… 00:10 (_GM_Koyo_) ???『そう、そこで息を引き取ったはずだったのだ』 00:11 (_GM_Koyo_) ???『だが、お前はそれを覚えていない』 00:11 (_GM_Koyo_) ???『なぜなら』 00:12 (_12_Shatt) 「何故なら?」 00:12 (_GM_Koyo_) 横たわるゼダン、その横に立ち尽くすシャッテ 00:12 (_GM_Koyo_) そして、そこに現れた一人の黒ローブ 00:13 (_GM_Koyo_) ノク「おやおや、これはこれは」 00:14 (_GM_Koyo_) ノク「いけませんな、勝手に死なれては」 00:14 (_GM_Koyo_) そして 00:14 (_GM_Koyo_) 彼はゼダンの遺骸を担ぎ 00:14 (_GM_Koyo_) シャッテへと手をかざすと 00:15 (_GM_Koyo_) ノク「あなたには今日のことを忘れていただきましょう」 00:15 (_GM_Koyo_) ノク「ついでです、その仮面をあなたの枷として機能させましょう」 00:16 (_GM_Koyo_) ノク「さぁ、今日のことは忘れ、次に目覚めるときは皇帝の忠実な犬として目覚めなさい、ククク」 00:18 (_GM_Koyo_)   00:19 (_GM_Koyo_) ???『そして、次に目が覚めたとき、お前はその日のことを忘れ』 00:19 (_GM_Koyo_) ???『生きて、存在しているゼダンに対し、何も疑問に思うことは無かったのだ』 00:20 (_12_Shatt) 「死んだ事すら忘れているのでは、確かに疑問も浮かばないでしょうね…」 00:22 (_GM_Koyo_) そして、それからのゼダンの横には、常にノクターンが存在している 00:24 (_GM_Koyo_) しかし、それに対しても疑問を持つことは無かった 00:26 (_12_Shatt) 「奴は一体何者なんでしょうね…私は知らないのでしょうか?」 00:27 (_GM_Koyo_) ???『アレは、古の人形……』 00:27 (_GM_Koyo_) そして、また場面は変わり 00:28 (_GM_Koyo_) シャッテの前に、養父が真剣な顔で(覆面だけど)立っている 00:28 (_GM_Koyo_) 任務に赴くような、重厚な装備を纏い、 00:30 (_GM_Koyo_) 今は、皇帝となったゼダンへと会いに行くために 00:30 (_GM_Koyo_) あ、まだなってないや 00:30 (_07_Fenne) 皇太子にしときましょうw 00:31 (_GM_Koyo_) 影「シャッテ、私はゼダン様を探ってくる。今のあの人は何かがおかしい」 00:32 (_GM_Koyo_) 影「あの魔術師の言うことを疑いもせず、聞き入れ」 00:32 (_GM_Koyo_) 影「兄弟を粛清することすら厭わぬとは……以前からは考えられん」 00:34 (_GM_Koyo_) 影「もし、彼がこのヴァンスターにとって害になるのであれば……」 00:37 (_GM_Koyo_) 影「シャッテ、私が帰ってこなかった場合は……お前が影を継げ」 00:37 (_GM_Koyo_) 影「そして、ヴァンスターを守るのだ……」 00:38 (_GM_Koyo_) それが、彼の、先代影の最後の言葉となった 00:39 (_GM_Koyo_) 闇へと消えた彼のその後は 00:39 (_GM_Koyo_) 次の日にもたらされた一つの報 00:39 (_GM_Koyo_) 皇太子の暗殺未遂 00:40 (_GM_Koyo_) その実行犯として、処刑されたという、言葉だけだった 00:42 (_GM_Koyo_) ???『思い出せ、お前の役割を』 00:43 (_12_Shatt) 「無茶言いますね…」 00:44 (_GM_Koyo_) ???『ヴァンスターの王家の片割れとしての役割を』 00:44 (_GM_Koyo_) ???『かの血筋は、宝具に適応している、いや、適応するように作られている』 00:45 (_GM_Koyo_) ???『そして、竜の血がその力を抑えている』 00:46 (_GM_Koyo_) ???『宝具を解放したとき、神具と融合したとき、世界が終わりへの道を歩み始めるゆえに』 00:47 (_GM_Koyo_) ???『だが、双子で生まれたその時』 00:47 (_GM_Koyo_) ???『力は、二つに分かれる』 00:47 (_GM_Koyo_) ???『滅びの力、そして竜の力、その二つへと』 00:49 (_12_Shatt) 「…つまり、私に宝具の抑制役をしろ、と 00:49 (_GM_Koyo_) ???『そうだ、誤った道は正さねばならん』 00:51 (_GM_Koyo_) ???『頼んだぞ、我が息子……』 00:51 (_12_Shatt) 「言っておきますが、もし失敗しても責任は取れませんよ?」 00:51 (_GM_Koyo_) そして、ぼやけていた輪郭がふと、形をとり 00:52 (_GM_Koyo_) それが、先代影の形を取ったかと思うと 00:52 (_GM_Koyo_) そこでシャッテの意識は途切れる 00:53 (_GM_Koyo_)   00:53 (_GM_Koyo_)   00:53 (_GM_Koyo_) てとこでシャッテシーンおしまーい 00:53 (_07_Fenne) おつかれ〜 00:55 *_GM_Koyo_ quit ("CHOCOA") 00:55 *_07_Fenne part (体はお大事に、私が忙しくならないように(笑)) 00:55 チャンネルから出ました. --------2007/11/17 00:55:52 ログを終了