GM:さてと・・・
GM:前回・・・隠れ家に到着して終了だったな
シグ:なんかいろいろと明かされた上に、クルトが衝撃を受けてましたね
GM:うむ
シグ:そしてメイド服は昔からのロマンだともw
そこですかいっ
≪エンディングフェイズ≫
GM:君たちは迎えられた メイドゴーレムに案内されて 一休みすることにしました
GM:あれこれと 手入れをした後 1時間後・・・
GM:君たちは大広間に集まった
シグ:「さて、人心地付いた所で…さっぱり落ち着きはしないがな。」
トリア:「おはなしってなんでしょう〜?」
GM:では 君たちを案内してくれた1人のメイドが
GM/メイド:「はい。まず マーテルさま パテルさまの状態ですが、処置は済ませましたので今日の夜には目を覚ますと思われます」
トリア:「おじちゃん・・・おばちゃん・・・」うれしそうな声で
トリア:「よかった・・・」
シグ:「ふむ…それはひとまず何よりだが…」
シグ:「(気になるな…先程のクルトの表情といい、このメイドの様子といい…引っ掛かりだらけだな…)」
GM/メイド:「トリア様の秘密に関してはマーテル様からお話があるとおもいます」
GM/メイド:「この施設の説明ですが・・・・・・」
シグ:「ああ、そうか…(なんだ?まさか…心を読んでいるとでも言うのか?)」
GM/メイド:「はるか昔 ネヴァーフ達に作られた 対魔族用の砦でございます」
GM/メイド:「ここでは 対魔族用のゴーレムや装備品のアイテムの製造を行っております」
GM/メイド:「世界各地にこのような砦は幾つかあるそうですが・・・現在では活動してるかどうかもわかりません」
クレイグ:「そこまでの施設だとは。最早隠れ家とかいうレベルでもないな」
シグ:「ああ、正しく砦…だな。」
シャナ:「…」
GM/メイド:「ただ・・・錬金術に詳しいマスターがいなければ ゴーレム 装備品 アイテムの製造はできませんが」
シャナ:「(いやな予感がするな…)」
トリア:「でも〜、他のところも見つかってたりしないんですか〜?」
GM/メイド:「魔族は血眼になってこのような施設を破壊して回っているそうですから・・・」
シグ:「ふむ、対魔族の砦…と言って居ったが…監視する術は有るのか?」
GM/メイド:「はい。”遠見の間”と呼ばれる部屋があります。そこで世界の情報を大まかにですが 見ることが出来ます」
シグ:「なるほど、それは良い物が有るな…」
クルト:「なんとも便利なものがあるんだな。それは、魔族以外のものも情報が得られるのかな?」
GM/メイド:「はい。昔は大陸全土の情報を集めることも可能でしたが。現在では 部分的な情報なら見ることが可能です」
クルト:「それは現在のことのみか?それともある程度昔や先の事も分かるのか?」
クルト:「ほかにも、文献についてとかもわかるのかね?探し物の探知とかなんだが」
GM/メイド:「現在のことのみでございます」
クルト:「なるほどね」
シグ:「相手の動向を知るにはうってつけ…と言ったところか。局地情報に過ぎぬがな。」
シャナ:「魔族が何らかの妨害や情報操作をしてないとも限らないがな」
クルト:「で、だ。それを踏まえた上で聞くが、さっき言った錬金術に詳しいマスターっていうのは探せるものなのか?」
GM/メイド:「長い年月を経たものですから・・・かなり食い違いがあるかもしれません」
GM/メイド:「はい。かなりの技術能力をもった錬金術師ならマスターとして登録が出来ます」
クルト:「ふうん・・・・そう、分かった」
シグ:「錬金術師…な。あいにく私はその方面は疎いな。」
シグ:「誰ぞ詳しい奴でも居ったかな…?」呟き
クルト:「さあなあ?でもその装置を使えば見つけられるだろうさ」
シグ:大本命がしらばっくれたぁ〜w
クルト:私は薬師さね(笑)
シグ:「それはそうかも知れぬがな…」
クレイグ:「とにかく、ここは拠点として使えるということだな」
トリア:そういえば・・・テレポのマーキングしとく?
シグ:おぉぅ。しておきましょうかw
シグ:って事で馬車にも記憶残したままで、ここにもマーキングしておきます
GM:了解
クルト:シグがまるでイヌのようだw>マーキング発言
シグ:犬だなんて…酷い
シグ:犬なんて…足臭娘だけで十分ですw
クルト:じゃあ可愛く「わんころぷー」とでもいいましょうかw
GM/メイド:「現在の状況ですが。ラインの街は復興中です。他の町から援助物資が届くのはあと一週間はかかるはずです」
シグ:「そうであろうな…あのような状況ではな。」
クルト:「ああ、それとトリアに対しての秘密ももうすぐ分かるってことだな」
GM/メイド:「それ以外に・・・エルラーン王国では不死者が大量発生し・・・軍隊が殲滅するために派遣されています」
クレイグ:「不死者か。また大規模な事件だな・・・」
シグ:「正しく驚天動地の大騒乱の始まり…か」苦々しげに
クルト:「どこもかしこも大騒ぎだな。その内世界が滅びりゃしないか?」
きくたけ製TRPGに世界崩壊の危機はつきものですから
GM/メイド:「この砦 周囲20km内に多数の魔族の反応があります。恐らく この砦を探してるものだとおもわれますが」
GM/メイド:「それ以外に 完全武装した人間の集団も近づきつつあるそうです」
クルト:「なんだ?魔族以外もここを探しているのがいるのか?」
トリア:あるいはその魔族退治か、なのかな?
トリア:ラインへの救援かと普通なら思うとこだけど・・・
シグ:もしかしたらトリアを追っかけてるのかもw
GM/メイド:「詳しくは分かりませんが・・・砦ではなく ラインの街に向かっているようです」
シャナ:「ラインならば、多くの冒険者や熟練の戦士・魔法使いが居る、そうそう大事には至らないだろうが…」
シグ:「ふむ…(そう言えばあの街の付近には邪教の拠点が有るやも知れぬ…と言う事であったな…)」
GM/メイド:「現時点での情報は以上です。夜まで時間はありますが、お食事はどうなさいますか?」
クルト:「どんなヤツかさっそくその装置とやらで見せてもらえないかな?」
シグ:「ああ、私も見せてもらおうか」
GM/メイド:「では”遠見の間”にご案内します」
GM:では 移動しますね?
シグ:ほいさ
**遠見の間**
GM:遠見の間には 馬鹿でかい水晶球が設置されています
GM:水晶球には世界地図が写っており 光が点滅してる箇所が数箇所あります
GM:ただ 現在の地図とはかなり違いますね・・・地の時代の地図ですから
シグ:「ほう…これは…」息を呑みます
シグ:「ふむ…これはちと古いが、照らし合わせることは容易であろうな。」
GM/メイド:「点滅してる場所に 情報を集めるための水晶球が設置されております」
GM/メイド:「周りの状況をある程度 見る事が可能となっています」
シグ:「設置、か。任意に動かすことはできんのか?その水晶玉は。」
GM/メイド:「はい」
シャナ:「サイズから言って難しいだろうな」
シャナ:「運搬に保管…他に制御装置があるかも知れないし」
トリア:じゃあ面白半分に一番ここから近そうなところでも覗いてみようかな
GM:では トリアは水晶球に近づいて・・・付近にあった小さな光の点を除きこんでみた
GM:トリアの前に 真四角の窓のようなものが浮かび上がり
GM:映像が映し出される
GM:・・・どこかの村のようだね
GM:どんどんと 展開されていく 映像
GM:だが・・・村のどこにも人の姿がない
トリア:えー・・・シグ・・・見覚えない?w
シグ:なぜ私がw
シグ:あ、そういうことも有るかw
シグ:で、トリア以外にも見えてます?
GM:トリアの前に展開されてるから
GM:覗き込めば見えれるよ
シグ:それと…ほんとに見覚えあったりします?
GM:見覚えはあるな。仕事でいったことがある
トリア:「???」
トリア:おもいっきり?が頭の上に浮かんでるような顔をする
シグ:「なるほど…斯様なものであるか…興味深いな。」言いつつ覗き込みましょうか
クレイグ:「不思議だな。どうなってるのかさっぱりわからないが」
シャナ:「…これは…」
クルト:「これはどこの場所なんだ?」とメイドに聞きましょう
GM/メイド:「水の街 クラン=ベル付近の村です」
GM/メイド:「村の名前は”セロ”特産品は葡萄酒です」
シグ:「ああ、かつての闘いで水に飲まれた村かな?」
GM/メイド:「はい、魔人戦争の折に水に飲まれた街です」
GM/メイド:「すでに復興がなされ・・・それなりににぎわっている村だときいています」
シグ:「何だと?全く持って左様には見えぬが…?」
シグ:人がいないんですよね?
GM:ええ いないです
トリア:「まるで『神隠し』みたいですね〜」
シャナ:「何かあったと考えるべきだろうな」
シグ:「ああ、何事も無いと考えるのは余程の楽天家か大ばか者のみであろう。」
クルト:「ふむ。争いあととかないかな?」
GM:映像を見た感じ・・・では 争いの跡はなさそうだね
シャナ:「自然災害・魔族・疫病…考えられるものは多い」
シャナ:「まあ、凶作で別の村に移り住んだのかも知れんがな」
クレイグ:「だが、これだけでは特定は難しいな」
シグ:建物に荒れた感じは有ります?
シグ:言い方を替えると、居なくなってからどれ位な感じです?
GM:蜘蛛の巣がちらほらと見えるから・・・そうだな
GM:4日以上10日以内ってとこだろう
シグ:「ふむ…(斯様な話はどこの神殿でも聞いた例が無いな…どうにも匂うな…)」難しい顔で考え込みますw
クルト:「とりあえずだ。ここだけ見ても仕方ない」
クルト:「ほかの・・・そうだな。ここを探している魔族とか、街に向かっている武装した人間は見れないか?」
GM/メイド:「申し訳ございません。近場の映像を写すための装置は 破損しています」
GM/メイド:「生命探知機はまだ生きていますので・・・20km以内の生物などは把握できます」
GM/メイド:「・・・皆様。マーテル様とパテル様が目をさましたとのことです」
シャナ:「そうか、トリア、行こうか」
トリア:「はい〜〜♪」
トリア:満面の笑みを浮かべて、可能な限りの(誰よりも遅い)全速力で走っていくw
GM/メイド:「最低でも1日は発見されません。そのような設備もございますので」
クルト:「ん。目覚めたのか。ならば事情を聞きに行こう」
クレイグ:「なら、話を聞かせてもらおうか」
シグ:「ああ、そうするのが良さそうだな。」
GM/メイド:「ではこちらでございます」
GM:案内された部屋のベットに寝かされている2人。2人は上半身を起している
GM/メイド:「トリア様たちをお連れいたしました」
GM/パテル:「・・・」
GM:2人ともすこし顔色が悪いけど おきています
GM/マーテル:「・・・トリア・・・元気にしてた?」
トリア:「おじちゃ・・・おばちゃ・・・・はい〜〜〜〜〜」飛びつくっ
GM:マーテルはトリアの頭をなでます
トリア:おもいっきりマーテルに甘えようw
シャナ:「少し無茶をしたな…加減はどうだ?」
GM/パテル:「まあ・・・まあですよ。紗那さん」
シグ:「…(蚊帳の外だな…当然かも知れんが…)」
クルト:後ろから様子を見るけど、実際具合はどうなのかな?
GM:命に別状はなさそうだが・・・すぐに戦えそうではない
クルト:会話とか日常生活は大丈夫かな・・・長旅は難しそうだが
GM/パテル:「・・・大体の状況は聞きました」
GM:パテルは君たち向かって丁寧にお辞儀をする
GM/パテル:「トリア達を助けてくださってありがとうございます」
クルト:「いや、気にするな。成り行き上そうなっただけだ」:本気でいいます
シグ:「何、助けたと言うことでもない。ただの行きがかりでしかないからな」こちらも本気でw
クレイグ:「こちらにも火の粉が降りかかってきたわけだしな」
GM/パテル:「・・・そうですか・・・」
GM/パテル:「・・・ただ・・・現状はゆっくりとしてることも出来ないようです」
GM:とパテルは息を吐き出します
シグ:「…ん?それはどういうことだ?」
シグ:若干怪訝そうな表情で
GM/パテル:「・・・帝国が動き出しました」
GM/パテル:「この気に乗じて パリス同盟を攻め取るつもりでしょう」
クルト:「いきなり話が大きくなったな。それはどういうことだ?」
GM/パテル:「10年前 紗那とともにトリアをある施設から助け出した後・・・」
GM/パテル:「いままで魔族はトリアのことを全く探し出せていませんでした」
GM/パテル:「なのに ここ 数週間で・・・まるで誰かに見られてるように的確に襲われています」
シャナ:「実際その通りなのだろうな」
GM/パテル:「昔の仲間から”帝国”が魔族・・・魔人の遺跡・・研究施設を暴いていたという話を聞いた直後にです」
シグ:「その昔の仲間とやらが恐らく帝国に動かされていたのかも知れぬな…」
GM/パテル:「ええ・・・・・・」
シグ:「そ奴が来た折に、トリアとは会っていったのか?」
シグ:「会って居ったのならばほぼ決まりであろうな。」
GM/パテル:「・・・10年前に 同じく施設から抜け出した 人ですから。まあ・・・その後 どうなったかは知りませんが」
クルト:「それはつまり、トリアと同じ魔法生物ってことか?」
クルト:と、さらっと言ってみるw
シグ:「……はぁ?」間抜け面をさらしましょうw
クレイグ:「・・・何の話だ?」
トリア:「・・・」一瞬何をクルトが言ったのか理解できない
トリア:「・・・つく、られた?」しょーっく
GM/パテル:「正確には少々ちがいますね。トリアは作られた生命体ですが。我々は改造された・・・いわば強化人間です」
GM/パテル:「・・・私たちも詳しくはわかりません。ただ その施設は魔人を作るためにあったと聞いています」
GM/パテル:「その辺は・・・ヴァンデルの施設をあたってみるしか・・・」
シグ:「…なるほどな…それでは血眼になって探すわけだな。」
GM/マーテル:「ええ。この砦に入った後・・・機会を見てその施設を探索しようとおもって トリアに紗那を呼びにいってもらったの」
シグ:「…ということはシャナもその施設から…?」
シャナ:「その通りだが?」
シグ:「なっ…」あっさり認められてかえって絶句w
クルト:「つまり、最初は素体から変化させる実験をしていたが、完成品を作る目途が立ったので、トリアを作り出したってことか?」
GM/パテル:「恐らくは」
GM/マーテル:「施設への地図はここに、あとコレを」といって紗那に地図と首にぶら下げるペンダントを渡します
シグ:えーと…それはまさか…陰の森の奥ですか?
GM:うむ
シグ:三話の情報とつながったかw
クルト:「で、ここが大事なことなのだが・・・それで実験は成功したのか?」とトリアを指差しながら聞く
GM/パテル:「最終段階で連れ出してきましたから・・・完成したかどうかは分かりません」
トリア:「・・・」顔が泣き顔になっていく
シグ:「ふむ…(もしや…帝国の狙いもこの…トリアか?)」
クルト:「じゃあさいごに」
クルト:「トリア以外のほかの生命体の作成は行っていたか?」
クルト:「あればどの程度まで出来ていて、数と完成度はどのくらいだったか?」
シャナ:「私が知るところでは、他には居ない…」
GM/パテル:「出来る限り施設を破壊して来ましたから・・・ヴァンデルの隙をついて メモも奪ってきましたし」
GM/パテル:「・・・そうですね・・・・・・ドッペルゲンガーの能力を付与した魔人を量産するとか・・・」
シャナ:「私を含め活動していたものも多いが、あの時大多数は屠ってある筈だ」
シグ:「なるほどな…何かを埋め込まれた者…聞いても詮無き事か。」
GM/パテル:「そのような実験もあったらしいです」
シグ:「それこそ多数居ろうか。」
クルト:「なるほどね。完成品がこのじょーちゃんだけってことか。ならば探すのに躍起になるのも良く分かるな」
トリア:「あんな・・・あんな怖いのを見るのがですかっ!?」キレたw
クルト:「ま、この件については、俺はどうでもいいことなんだがね。それよりもな」
クルト:「アンブロシアって知っているか?知っているよな。知っているなら教えてもらおう。あの植物はどうしたら手に入る?」
GM/マーテル:「・・・アンブロシア・・・ね・・・」
GM:ちょっとため息をついて
GM/マーテル:「無駄だと思うけど忠告しておくわ。アンブロシアに近づくのはやめておいたほうが無難よ」
クルト:「そりゃあ、無理だろう。こちとらそれを求めてこれまでやってきたんだ」
クルト:「言われて『はいそうですか』と言えるほど、もう若くは無いぞ」
GM/マーテル:「アンブロシアもあの施設の中で見た事はある・・・だから施設に行けばまだあるとおもうわ」
クルト:「栽培方法とかもあるかねえ・・・あるといいなぁ・・・種とか(ぶつぶつ)」
シャナ:「…あの時、最後に火を放ったからな、無事だといいな(抑揚無く」
クルト:「取りあえずは現地調査だなぁ」
GM/パテル:「この施設の内部にあるものを持っていけるものは差し上げます」
クルト:「そのあたりは今までと変わらんから、早速やりますかね。地図、見せてくれ。場所を確認したい」
クルト:「ついでにじょーちゃんの身柄もこっちで守っておくがいいかね?」
GM/パテル:「お願いする」
GM:と・・・君たちは相談を始める・・・と
GM:エンディングはこの辺で終了だ